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Amazon Connectの料金について

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📅 2020-04-05

このブログ最初の記事です。
Amazon Connectに関して書きたいことはたくさんあるのですが、まずはやっぱり分かりやすく料金から紹介をしていきたいと思います!初期費用、長期契約、最低月額費用がかからない、使った分だけの従量課金であるAmazon Connectは実際どれくらいの料金がかかるの見ていきましょう。

Amazon Connectの料金体系

Amazon Connectを使用する際にかかる料金は以下の4種類です。

050 or 03番号を使用する場合の料金

項目 概要 料金
サービス利用料金 1分あたりのテレフォニーサービス料金(通話料金ではない) $0.018/分
電話番号料金 電話番号1つにつき、1日あたりの料金 $0.10/日
着信通話料金 1分あたりの着信通話料金 $0.003/分
発信通話料金 1分あたりの発信通話料金(日本国内の番号への場合) $0.1000/分

0120、0800のフリーダイアル番号を使用する場合の料金

項目 概要 料金
サービス利用料金 1分あたりのテレフォニーサービス料金(通話料金ではない) $0.018/分
電話番号料金 電話番号1つにつき、1日あたりの料金 $0.48/日
着信通話料金 1分あたりの着信通話料金 $0.1482/分
発信通話料金 1分あたりの発信通話料金(日本国内の番号への場合) $0.1000/分

050、03番号と比較して電話番号料金と着信通話料金が上がります。

※サービス利用料金について

サービス使用料金は少し分かりづらいですが、Amazon Connectを使用している期間全てに発生する料金ではなく、音声を使用している間に発生する料金です

Amazon Connect では、実際に使用した分に対してのみ料金が発生します。初期費用、長期契約や最低月額費用は必要ありません。Amazon Connect の音声使用の分単位の料金に加えて、関連するすべてのテレフォニーサービスの料金がかかります。Amazon Connect の音声使用量は、エンドカスタマーがサービスに接続している時間によって決定されます。

なので、1ヶ月(24時間30日として)あたり$777.6(60分 * 24時間 * 30日 * $0.018)が固定でかかるというわけではありません

通話料金計算例

以下の計算は全て050もしくは03番号の使用を想定したものです。

着信通話料金計算

着信通話料金は待ち呼状態でも発生します。

お客さんが2分間待ち呼で待機した後に、5分間オペレーターと会話をした場合の料金

7分 * $0.018 + 7分 * $0.003 = $0.147

発信通話料金計算

発信通話料金は発信先の国ごとに料金が設定されています。詳細は公式の料金表を参照してください。 Amazon Connectの料金

日本国内の番号に5分間の発信通話を行った場合の料金

5分 * $0.018 + 5分 * $0.1000 = $0.59

通話転送を行う場合の料金は?

通話を外線転送する場合、転送を行っている間は着信料金と発信通話料金がどちらも課金されます。この際のサービス利用料金は受信・発信で別々に発生するわけではなく、トータルの時間で課金されます。

お客さんから通話が着信し、3分間話した後に5分間の外線転送を行った場合の料金

(3分 + 5分) * $0.018 + 3分 * $0.003 + 5分 * ($0.003 + $0.1000) = $0.6545

1分間を超える通話は1秒単位で課金される!

投稿日: Feb 26, 2020

本日より、Amazon Connect と連携して使用するテレフォニーは、最初の 1 分が経過した後に 1 秒ごとに課金されます。これにより、通信料金がさらに正確になり、コストを最大 5% 節約できます。

AWS公式からの引用になります。 2020年2月より、これまではすべて1分単位だった通話料金計算が、1分を超える通話に関しては1秒単位での料金計算となりした。計算式は公開されていませんが、1秒あたりの金額は上記金額の1/60で計算されていると思います。

その他の費用

以下のサービスは機能追加を行い、利用した場合にのみ発生します。全く利用しないことも可能ですが、録音や監視といった必須要件になりやすい機能で利用します。すべて従量課金制のサービスなので初期投資がかかるものはありません。個人的な導入おすすめ度を参考にしてみてください。
Amazon Kinesis以外は無料利用枠があるのでガンガン使っていきましょう!

Amazon S3

通話録音を行う場合、デフォルトではAmazon S3に録音データが保存されます。S3は安価に容量制限なくデータを保管できるマネージドなサービスです。通話録音データのような一定の期間を過ぎると頻繁にアクセスをする必要はないが、保管しておく必要のあるデータは、ライフサイクル設定を行うことでより安価に大量のデータを保管することができます。
導入おすすめ度: ★★★

Amazon Kinesis

リアルタイム、ヒストリカルレポートは標準機能でありますが、より詳細なオペレーターの行動分析や通話分析を行う場合、リアルタイム音声認識を行う場合にはAmazon Kinesisを利用する必要があります。
導入おすすめ度: ★

AWS Lambda

通話のコールフローから外部システムやサービスと連携を行う場合には、AWS Lambdaを利用して処理を実装する必要があります。
導入おすすめ度: ★★

Amazon DynamoDB

データベース連携を行う場合、選択肢としてまず挙がるのがAmazon DynamoDBです。マネージドでどんな規模にも対応できるNoSQLデータベースサービスで、1秒の遅れが大きな影響を与える通話内の処理には最適なデータベースです。
導入おすすめ度: ★★

Amazon CloudWatch

Amazon Connect内の状態を監視することができるサービスです。放棄呼や長時間の待ち呼が発生した場合に通知をするといった仕組みを作ることができます。他にも様々な情報を監視することができるため、ビジネスユースの場合は導入することを推奨します。
導入おすすめ度: ★★★

まとめ

料金体系をまとめると、

  • 初期費用 0円!
  • 月額最低費用 0円!
  • あとは番号取得数と実際の通話料に応じて計算!

となります。

Amazon Connectの料金体系はシンプルですが、実際に計算をしてみると少し複雑な部分もあります。取得する電話番号がDIDかフリーダイアルかや、運用の仕方で大きく金額が変わるので、実際にコスト試算をしてみることをおすすめします。

移行を検討されているなど、料金に関しての疑問がありましたら以下よりお問い合わせください。

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