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CloudWatchを利用したトラブルシューティング

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📅 2020-08-29

はじめに

この記事はAWSの無料デジタルトレーニング、Amazon Connect: Troubleshooting with Cloudwatchの日本語解説となります。

追加された6つのトレーニングの中でもこれは必見だと思います!
ぜひこちらの記事、動画で内容を確認してください。

このコースについて

革新的なカスタマーサービスエクスペリエンスを構築する上で重要なのは、コンタクトセンターテクノロジーを提供することです。その中の重要な項目の一つはトラブルが発生した際の切り分けと優先順位をつけて対処を行うということです。

Amazon ConnectはデータをAmazon CloudWatchに送信し、コンタクトセンターに関する主要な運用指標を監視することができます。このコースでは、CloudWatchにアクセスし、CloudWatch Insightを作成し、メトリクスフィルター、ダッシュボード、およびアラームを作成するためのさまざまな方法を検討します。 これにより、Amazon CloudWatch Logsを使用して、障害のトラブルシューティングを行い、メトリックが事前設定されたしきい値にいつ到達したかを確認することができます。

ゴール

このトレーニングを完了すると、次のことができるようになります。

  • CloudWatchにアクセスすることができます。
  • ロググループを使用して、複雑な問い合わせフローを把握し、エラーを特定することができます。
  • CloudWatch Insightsを作成して、CloudWatch Logsのログデータをインタラクティブに検索および分析することができます。
  • AWS Lambda関数をログに記録して、CloudWatchを通じて自動的に監視およびレポートすることができます。
  • メトリクスを監視してアラートを送信するためのアラームとダッシュボードを作成することができます。

Amazon CloudWatchの概要

Amazon CloudwatchとAmazon Cloudwatch Logs

CloudWatchは、AWSリソースとアプリケーションをリアルタイムで監視します。CloudWatchを使用して、リソースとアプリケーションについて測定できる値であるメトリクスを収集および追跡できます。 CloudWatch Logsを使用すると、ソースに関係なく、すべてのログを、時間順に並べられた単一の一貫したイベントのフローとして確認できます。他のディメンションに基づいてクエリを実行して並べ替えたり、特定のフィールドでグループ化したり、強力なクエリ言語でカスタム計算を作成したり、ダッシュボードでログデータを視覚化したりできます。

Amazon CloudWatch Logsを使用して、Amazon Connect、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)インスタンス、Amazon QuickSight、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、AWS Lambda、およびその他のソースからログファイルを監視、保存、アクセスできます。

CloudWatchを使用すると、以下にアクセスできます。

CloudWatch Logs

CloudWatch Logsは、ソースに関係なく、ログの中央リポジトリです。

メトリクス

メトリクスは、システムのパフォーマンスに関するデータです。
AWS/Connect名前空間には、CallsPerInterval、ConcurrentCalls、ContactFlowErrorsなどのメトリクスが含まれます。

アラーム

アラームは、単一のCloudWatchメトリクスまたはメトリクスに基づく数式の結果を監視するために作成されます。アラームは、いくつかの期間にわたって、しきい値に対するメトリクスまたは式の値に基づいて1つ以上のアクションを実行します。

ダッシュボード

ダッシュボードは、単一のビューでリソースを監視するために使用できるCloudWatchコンソールのカスタマイズ可能なホームページです。単一のビューには、さまざまな地域に分散しているリソースも含まれます。

Amazon CloudWatchのアーキテクチャ概要

Amazon ConnectやLambdaなどのCloudWatchソースは、CloudWatch Logs、メトリクス、およびアラームの入力ソースとして使用されます。アラームは、定義した基準に基づいて、EメールやSMSメッセージなどのアラートをトリガーできます。

cloudwatch architecture

実際にやってみよう

以降のセクションは実際に手を動かすものとなるので、以下の動画をご覧ください!

上記の説明も含んでいるので、動画時間10:30〜からがやってみようの部分になります。

おわりに

動画の最後にも言っていますが、

まずはAmazon Connectのメトリクスの内容を確認し、必要なものに関してはCloudWatchアラームを設定する。プラスアルファでInsightsやメトリクスフィルターを設定するといったことを構築時に行うことで、運用が楽になると同時に、トラブル時に迅速に対応ができると思います。

ぜひ構築や運用に役立ててください。

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