【モジュール】Amazon Connectカレンダーモジュール
📅 2020-04-25
Amazon Connectで営業時間の設定を行う方法は大きく分けて3つのパターンがあります。
- キューのオペレーション時間で設定をする
- 問い合わせフロー内で「オペレーション時間を確認する」ブロックを使用する
- Amazon Connect内ではなく、転送前のキャリア側に時間判定を入れる(転送を行っている時のみ可能)
オペレーション時間を設定することで簡単に営業時間の判定を行うことができますが、ちょっと使いづらい部分があります。
オペレーション時間のちょっと使いづらいところ
曜日の指定しかできない
曜日ごとの時間指定しかできません。なので、「来週の月曜日は営業時間が違うけど、その次の週は普通に戻るんだよな」という時は、今週の月曜を過ぎた後の火曜〜日曜の間に月曜の営業時間を変更し、月曜が終わったらまた火曜〜日曜の間に時間を変更する。といった作業が必要になります。
祝日対応が難しい
前述の通り曜日の指定しかできないので、祝日を判定することもできません。単発の祝日ならいいですが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休暇の時はかなり複雑な変更作業が必要になります。
ヒューマンエラーが発生しやすい
設定の都度修正というのは面倒というだけでなく、設定忘れや設定ミスといったヒューマンエラーも引き起こします。
どうしたら楽に設定・管理できるか
Googleカレンダーと連携することで、
- 見やすくて簡単なUIで
- 日付ごとに
- 一瞬で
- 時間設定ができる
ようになります!
カレンダーモジュール機能の紹介
Googleカレンダーで設定した時間がそのまま営業時間に
Googleカレンダーで設定した時間がそのまま営業時間になるので、簡単に設定できます。複雑なゴールデンウィークもこの通り。(設定例です)
電話番号ごと、キューごとにカレンダーを作って管理できる
複数の業務がある場合、電話番号ごとやキューごとに時間設定をする必要があります。そんな時は必要な数だけカレンダーを作成するだけでOKです。
シンプルなコールフローで実現
問い合わせフローではLambdaを呼び出して判定を行うだけなので、問い合わせフローが複雑になりません。
設定変更は即時反映
Googleカレンダー上でで変更した設定は即時反映されます。
さらに機能拡張も可能
時間判定をLambdaで行っているので、機能拡張も簡単にできます。例として、、
- カレンダーに登録している付加情報をアナウンスする
- 営業時間外の場合、次の営業日とその時間をアナウンスする
などなど。ちょっと便利な処理は一緒にできてしまいます。
動作イメージ
動作イメージはこちらの動画をご覧ください。
まとめ
カレンダーモジュールを使うことで簡単に営業時間設定をすることができます。
他にも色々なモジュールを提供しているので興味のある方は以下からお問い合わせください!
お問い合わせ